不倫を題材にした映画や小説は数多く存在し、その中では、情熱的な男女の恋愛が描かれてあって、そんな二人の様子をみていると、時には共感したり、応援したくなることもありますよね。
しかし、現実の世界では、多くの人々から悪い印象を持たれる不貞な行為に変わりありません。
それにも関わらず、実際に不倫をする男女は後を絶たず、その中でも既婚女性の不倫人口は急速に増え続けているのです。
既婚女性にとって多くのリスクを負う不倫。そのリスクの中でも経験したくないことの一つは「不倫がバレる」ことです。
映画や小説だけでは知ることができない、不倫がバレた既婚女性の様々な末路。
そこで今回は、彼女たちの実体験を元に、その末路の一部をお伝えしていきます。
スポーツクラブのコーチと不倫した妻の末路
夫と小学生の一人息子を持つA子さんは、ママ友と一緒に通っているスポーツクラブのトレーナーと不倫関係になりました。
A子さん自身は決してバレないように慎重に行動していたのですが、問題はトレーナーの言動でした。ママ友の勘の鋭さには勝てず、あっけなくバレてしまったのです。
A子さんとトレーナーは、ママ友にバレてすぐに別れたのですが、別れたからといって終わりではありませんでした。不倫の影響は別れた後、一人息子にも及ぶことになったのです。
A子さんの噂話をするママ友の会話から子供達にも、その噂は広がりました。
同級生にからかわれ、息子は不登校になってしまい、原因を問い詰めた夫にもバレることになったのです。
息子の不登校は転校することで解決しましたが、心の傷が癒えるまではまだ時間がかかりそうです。
また、離婚こそ免れましたが、妻としての信頼は取り戻すことができず、今尚、夫婦の間にできた溝は埋めることができていません。
不倫の噂は身の回りの人間にまで影響を与える場合も。
どんなに気をつけていても、どこで誰にバレるかはわかりません。
意外なところからバレることも大いに考えられるのです。
職場の同僚と不倫した妻の末路
結婚後も正社員として働いていたB子さんは、約2年間、同僚と不倫関係にありました。
夫にはバレることなく不倫が続きましたが、ちょっとした口喧嘩がきっかけで、約2年の不倫関係に終止符が打たれました。正直、不倫相手と別れる際に特別辛い思いをしたわけでもなく、不倫する前の日常に戻るだけのはずでした。
ところが、不倫中の張り詰めた緊張の糸がプツリと切れたのか、つい不倫相手の名前で夫を呼んでしまったのです。動揺してしまったB子さんを不審に思った夫は、これまで見過ごしていた不自然な言動を思い出し、あっという間に不倫していたことがバレてしまいました。
信頼していた妻に裏切られた夫は激怒し、一切口を聞いてくれなくなりました。
結局、夫の怒りは収まることがなく、ろくに言葉を交わすことなく離婚することになりました。
愛を誓った夫を裏切りったことへの後悔と自責の念は、今もB子さんを苦しみ続けています。
不倫関係がバレないようにするには、相当の労力が必要であり、自分でも気づかないところで緊張状態にあるものです。その緊張の糸が切れてしまった時、平穏な生活や愛する人を一瞬で失うことになるでしょう。
SNSで知り合った男性と不倫した妻の末路
ある日、C子さんのSNSに1件のDMが届きました。DMの相手は男性でしたが、軽い気持ちで返信しました。
彼のメッセージはとても知的で魅力的でした。そんな彼と何回かやりとりしていくうちに、忘れかけていた淡い恋心がC子さんに芽生えてしまったのです。
次第に、その恋心はエスカレートしていき、とうとう会うことになった二人は、その日のうちに一線を超えてしまいました。
ところが、その直後、C子さんはとてもつもない罪悪感に襲われたのです。
実はC子さん、自分が既婚者であることを言えずにいました。
その後ろめたさと、一度きりとは言え、夫がいるにも関わらず、他の男性と一線を超えてしまったことへの罪悪感から、彼にその事実を、そして、二度と連絡することはないことを告げました。
彼も承諾してくれたので、そのまま別れ、彼の連絡先やこれまでの履歴すべてを削除しました。
一線を超えてしまった事実を変えることはできませんが、もう二度とあんなことはしないと心に誓い、以前の生活に戻りました。
となるはずでした。
男性からのDMには一切反応しないと誓い、C子さんはアカウントを変えてSNSを再開しました。
ところが、再開して数日後から、不可解なDMが届くようになったのです。やがてその内容は誹謗中傷という、あからさまな嫌がらせに変わりました。
嫌がらせはエスカレートし、なんと、ある掲示板にC子さんの不倫に関する内容が投稿されたのです。
C子さんの不倫を知る人物はただ一人、C子さんは、ようやく犯人が誰か気づきました。
彼はとても知的で魅力的な男性でしたが、どことなく、その片鱗が見えたことを思い出しました。
しかし、気づいたころにはすでに手遅れでした。投稿の内容は二人がやり取りした詳細だけにとどまらず、C子さんの過激な画像まで投稿されてしまったのです。それらは、C子さんを知る人ならすぐに特定できる内容だったため、あっという間に夫にもバレてしまいました。
言い逃れのできない証拠をつきつけられたC子さんは、すべて認めざるを得ませんでした。
一度きりの不倫が、夫や友人に知れ渡ってしまったC子さん。
周囲からの対応が一変したことも、もちろん辛かったのですが、その中でも最も辛かったのが、夫からの愛と信頼を失ったことでした。
また、嫌がらせはおさまりましたが、騒動以来、トラウマとなり毎日怯えながら暮らしています。
あんなに愛してくれていた夫を裏切った代償は、C子さんの想像をはるかに超えたものだったのです。
運命と信じた彼と不倫した妻の末路
結婚適齢期に焦って結婚したD子さんは、心のどこかに後悔の念がありました。
結婚6年目、そんなD子さんの前に、運命とも思える1人の男性が現れたのです。
彼とデートを重ねるうちに「この人こそが運命の人」と思うようになり、体の関係を持つと、その思いはさらに大きくなりました。
そして出会ってから3年、彼は「君が別れたら結婚しよう」と言ってくれたのです。その言葉を信じ、D子さんは夫と離婚する決心をし、話し合いを重ねた末にようやく離婚手続きを進める事になりました。
ところが、ようやく離婚が成立するという時、D子さんに衝撃が走ったのです。
「別れよう」あれほど愛し合ったはずの彼から突然の宣告。理由も分からぬまま、D子さんの前から消え去ったと同時に、夫との婚姻関係は正式に解消となりました。
不倫相手からの突然の裏切り、そして夫とは離婚。一人ぼっちになってしまったD子さんは、これまでの人生で一番の苦しみを味わうことになり、未だその苦しみから抜け出せずにいます。
不倫相手と結ばれる確率は、思いのほか低いのです。
恋は盲目という言葉がありますが、もう少しだけ冷静な判断ができていれば…。
ひょっとすると、今の苦しみは避けられたかもしれません。
学生時代の元彼と不倫した妻の末路
E子さんの両親は、誠実で優しい夫のことを物凄く気に入っており、実の息子のように大事にしていました。
そんな娘夫婦に子供が生まれた時の喜びようときたらありませんでした。
周りからは順風満帆に見えたE子さん。ところが元彼に再開した日から、その歯車が狂い始めていったのです。
E子さんと元彼は永遠の愛を誓ったほどの深い関係でしたが、両親から大反対され、逆らう勇気がなかったE子さんは、元彼との別れを選択しました。
そんな元彼と再会したE子さんは、気づいてしまったのです。やっぱり本当に愛しているのは元彼だということに。
E子さんと元彼が、前以上に深い関係になるのに、そう長い時間は必要ありませんでした。
その関係はすぐに夫にバレ、そして両親にもバレたのでした。夫はもちろん、両親も考え直すよう説得しましたが、以前とは違い、E子さんの気持ちは変わることがなかったのです。それでも、親権は手放したくなかったので、離婚調停へ…。その結果、圧倒的に不利なE子さんは親権を奪われるだけでなく、慰謝料を請求されることになりました。E子さんの両親は、相当なショックを受けたと同時に大激怒し、E子さんは両親に勘当されてしまったのです。
私たちの親世代は、今以上に恋愛が制限された社会で育った人が多いものです。
不倫ともなれば、問答無用で「悪」と捉える人も大勢いることでしょう。
また世間の目というものも加わることにより、例え我が子であっても、不倫したとなれば勘当することでしょう。
行きつけの飲食店主と不倫した妻の末路
行きつけの飲食店主と約3年間、W不倫をしていたF子さん。
付き合いが長くなればなるほど、周囲にバレるリスクは高くなるわけですが、F子さん達も例外ではなく、不倫相手の奥様にバレてしまったのです。
不倫発覚後すぐに慰謝料を請求され、その額なんと300万円。とても一人で支払える額でありません。
自分が犯した事の重大さを突きつけられたF子さんでしたが、その件がきっかけで、夫にもバレてしまい、さらに追い詰められることに。
不倫を知った夫もまた、F子さんが請求された額と同額の慰謝料を不倫相手に請求することになり、最終的な収支はプラスマイナイスゼロになるはずでした。
しかし、F子さんは、夫から離婚調停を申し立てられ、慰謝料を請求されることになったのです。
離婚した今も尚、慰謝料の工面に苦労しているF子さんは、離婚前とは一転して、支払いに追われる辛い日々を過ごしています。
不倫相手の家族にバレると、ほとんどの場合が慰謝料を請求されることになります。
W不倫の場合、お互いの配偶者にバレたとなれば最終的な収支がプラスマイナスゼロになるケースもありますが、F子さんのように、夫からも離婚調停を申し立てられ、慰謝料を請求されてしまうケースもあるのです。
その代償を払ってでも続けるべき関係なのか、冷静に考える必要があるのです。
ママ友の夫と不倫した妻の末路
託児所のママ友つながりで、G子さんはママ友たちとホームパーティをすることになりました。
ママ友だけでなく、パパも子供たちも参加者みんな、本当に気が合って、月に2回は集まるようになり、もはや大家族のような関係でした。
約1年くらいたった頃、その日は一人のパパと話が盛り上がりました。
普段なら、盛り上がっても、お開きとなって次回まで個人的に連絡することなんてないのですが、そのときは違いました。
翌日、彼からメッセージがあったんです。
G子さんは、変な誤解を招くのも嫌なので、個人的なやり取りはしたくありませんでしたが、一度も返さないというのも気まづかったので返信することに。その結果、メッセージのやり取りをやめるタイミングを逃し続けたG子さん。
徐々に感覚が麻痺していったG子さんは、育児のストレス、夫への不満などを彼とのやりとりで解消するようになったのです。
やり取りを続けていくうちに、夫とは違う彼の優しさや、男らしさに惹かれていました。
その感覚がますます麻痺してしまい、いつしかお互いが惹かれ合うように。
そして、お互いのパートナーの目を盗んでは密会し、愛し合うようにになりました。
しかし、どんなに気をつけていても、世間は狭く、ほんの些細な目撃情報から、二人の関係がママ友たちにバレてしまったのです。
当然、ママ友からは総スカンをくらい、託児所では目すら合わせてもらえません。
そして、その状況は子供たちにも影響し、G子さんの子供までも孤立してしまうことに。
G子さんだけでなく、子供にまで影響が及んでいる状況を知った夫は、G子さんの弁明を一切聞き入れることなく、離婚を申し立てました。
離婚が成立し、親権も剥奪されたG子さん。
街にもいずらくなり、ひっそりと一人でその地を離れました。
自分が招いた事態とはいえ、今なお、気持ちが現状に追いつかず、後悔し続ける日々を送っています。
まとめ
今回ご紹介した「不倫がバレた妻の末路」はいかがでしたか?
これらの体験談はほんの一部にすぎません。不倫の世界には、映画や小説では描写しきれていないことがたくさんあります。
不倫がバレるということは、当事者だけでなく周囲にも影響を及ぼす事になりかねません。
不倫の一寸先は闇。
どうかその闇に足を踏み入れませんよう、冷静な判断をしてくださいね。
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