不倫がバレた!その対処法とは?

不倫がバレた!その対処法とは?

映画やドラマで描かれたり、テレビのワイドショーで騒がれる不倫。
ひょっとすると、あなたが想像する以上に、不倫は私たちの日常に溢れているかもしれませんね。
実際、不倫に関する相談件数は年々増えています。
不倫が増えるということは、不倫がバレる件数も自ずと増えるものです。
ということで、今回は「不倫がバレたらどうすればいいのか」その対処法をご紹介します。

不倫がバレたら、対処する前に考えるべきこと

「不倫」とは、一般的に「配偶者以外と肉体関係を持つこと」です。
あなたが既婚者ならもちろんのこと、たとえ独身であっても、一夜を共にした相手が既婚者だった場合、それは「不倫」となります。
もし不倫がバレてしまったら、ほとんどの場合、何かしらのトラブルが起こるものです。
そのトラブルを最小限に抑えるためにも、不倫がバレて対処する前に、まず考えるべきことがあります。

慰謝料の請求について

不倫相手が既婚者で、その配偶者にバレてしまった場合、真っ先に考えるべきなのは「慰謝料を請求される」ことです。
現在の法律では、不倫についての罰則はないため、あなたが「既婚者である不倫相手と肉体関係を持った」という理由では罰せられません。

しかし、夫婦間においては「貞操義務(ていそうぎむ)」があります。
貞操義務とは、「夫婦が互いに性的純潔を保つ義務のこと」です。
そのため、夫婦のどちらかが不倫をした場合「不貞行為」とみなされ、貞操義務に違反することになります。

もし不倫相手の夫婦が、あなたとの不倫を原因に離婚するとなった場合はどうなるのでしょうか。
その場合、あなたは「夫婦の仲を壊す元を作った」として不倫相手の配偶者から、損害賠償の責任を負わされます。損害賠償の責任とは「慰謝料の支払い義務」のことで、あなたとの不倫に確証があれば、逃れることはほとんどの確率で不可能です。

「既婚者だなんて知らなかった」そう言えば免れると思うかもしれませんが、実際には「ある程度の交際期間があれば既婚者だと気づくはず」といったことを指摘されることが多くあり、この指摘から言い逃れることは難しいようです。

恐怖に怯える日々

気になる慰謝料の額ですが、当然それぞれのケースによって異なります。
しかし、不倫相手が既婚者だと知っていながらも、あなたの方から積極的に不倫関係を築いた場合は、当然その額も大きくなってしまいます。

また、不倫相手の夫婦が不倫発覚後に離婚するとなった場合、不倫という関係が夫婦に与えた影響は大きいと判断されるので、やはり慰謝料の額が大きくなることが多いようです。

ただ、どのようなケースであっても「交際相手と肉体関係を持つ前に、その相手が既婚者かどうかを確認しなかった」と判断されてしまったらならば、慰謝料の額は低くないと思ってください。

慰謝料の請求を命じられると、よほどの理由がない限りは支払う義務があり避けることはできません。
不倫がバレてしまったら、第一に「慰謝料を請求される」ことを考える必要があります。

社内での不倫は、場合によっては処罰の対象になる

もし不倫相手が会社の上司や同僚など「社内不倫」だった場合、会社によっては「社内の秩序・風紀を乱した」とされ処罰されることもあります。

処罰は、配置転換などの移動が多く、実際に「本社勤務だった上司が不倫した結果、地方の支社へ左遷となった」などの事例があります。
一見、左遷だけで済んだかのようですが「不倫した」事実は変わらず、そのような噂は広まりやすいものです。
左遷先でも「不倫をして左遷された人」というレッテルが貼られてしまうと、業務や昇進などに支障をきたす場合もあるでしょう。
これは、特に処罰がなく左遷などの異動がなくとも同様、「不倫した人」というレッテルを覆すことは難しく、やはり業務や昇進などに影響すると考えられ、その結果、退社を余儀なくされることもあるのです。

慰謝料を請求されたとしたら、必ず支払わなければなりません。それに加え、収入源である会社を退社せざるを得なくなったとしたら…。その後の生活を想像するとゾッとします。

家族や友人・知人にバレる可能性も

悲しむ両親

二人の関係が不倫相手の配偶者にバレてしまったら。とうぜん配偶者には怒りの感情が芽生えるでしょう。そして人によっては、その怒りをあなた本人だけではなく、あなたの両親にまで向ける場合もあります。

両親や兄弟に不倫していたと知られることは、あなたにとっても相当な打撃となるでしょう。
仮に慰謝料を請求され自分一人では支払いが難しい場合、両親などに頼らざるを得なくなれば迷惑がかかってしまいます。
不倫がバレるということは、家族だけでなく親族にも影響を及ぼす恐れがあるということを自覚しておきましょう。

また影響を及ぼす恐れがあるのは家族や親族だけではありません。
友人や知人にも「不倫したこと」がバレる可能性は十分に考えられます。それだけならまだしも、友人・知人の中にはその噂をさらに広げてしまう人も。そうなると、あなたの噂を止めることはできなくなるでしょう。
あなたとは直接関係のない人からまでも非難されたり、時には話に尾ひれがつき、事実とは異なることが伝わることもあるのです。

たとえ不倫相手と別れたとしても、一度広がってしまった噂は当分の間ついてまわります。
その噂はあなただけではなく、あなたの家族をも苦しめることになるかもしれないのです。

不倫がバレた!5つの対処法

不倫がバレて前述したことを考えた後は、どんな対処をすればいいのでしょうか。
まず第一に優先すべきことは「不倫をしたことで被害を受けた人」です。

不倫相手の配偶者やご子息であったり、社内不倫であれば上司・同僚など、自分たち二人の不倫が原因で必要のない被害を受けてしまった人たちを無視してしまうと、状況は悪化するばかりです。「自分は決して許されないことをしてしまった」と自覚して、誠心誠意の気持ちで対応しなければいけません。

言い訳はNG

決して忘れてならないことは「不倫関係の道を選択したのは自分自身」という紛れもない事実です。

不倫がバレてしまったとき、独身女性の言い訳としてよく聞かれるのが「強引に誘われて断ることができなかった」「本心は関係を持つ気がなかった」「悪いのは私だけじゃない」といった責任から逃れようとする言葉です。これらの言葉は、嘘をつくことができない法廷でも言えるのでしょうか?

不倫相手の配偶者から訴えられてしまうと、最悪のケースとして裁判にまで至ります。不倫の道を避けるチャンスはいくらでもあったのに、自らそのチャンスを逃し肉体関係を持ったことは、他の誰でもなく自分自身なのです。

「悪いのは私じゃない」と言えば言うほど、信頼はどんどん失っていくでしょう。
裁判で「反省の色が見えない」と判断されると慰謝料の額も上がってしまい、それだけでなく、あなたの数少ない味方からの信頼も薄くなってしまうでしょう。もし不倫がバレてしまったら、とにかく「言い訳はNG」です。
誠心誠意の気持ちで対応することが第一歩です。

不倫相手のご家族に誠意をもって謝罪する

謝罪

言い訳をしないことを大前提として、どんな対処よりも優先して行うべきことは、不倫相手のご家族に対し「誠意」をもって謝罪することです。不倫が原因で離婚することになったとなると、あなたは不倫相手の家庭を崩壊した原因に加担したことになります。もしも逆の立場で、あなたが不倫された側の妻だとしたらどうでしょうか?誠意どころか一言の謝罪もない加害者を許すことができますか?

自分を苦しめた加害者の顔など見たくも会いたくもないと思うでしょうが、そうだとしても「誠意をもった謝罪」がたとえほんのわずかな言葉であっても救いになることがあります。

謝罪するということは、自分自身がした不倫を認めるということです。不倫したという事実を潔く認めて謝罪することで、不倫相手の配偶者の怒りを多少なりとも和らげることになる可能性があります。
また、その行為そのものが「けじめ」にもなるのです。たとえ心無い暴言を吐かれたとしても、そこは耐えるほかありません。不倫とはそれほど罪深い、許されないことなのです。

上司や同僚、自分の家族に謝罪する

社内不倫が会社にバレてしまった場合は、上司や同僚にも謝罪が必要です。本来は仕事をする場所に不倫をするような社員がいるということは、その会社にとってはマイナスでしかありません。社員も困惑したり、モチベーションに影響を及ぼす可能性も否定できません。そうなれば、会社にとって大きな損害となってしまいます。

不倫をするような人間とは同じ職場で働きたくないなど、起こるはずのない不和が生じかねません。会社にも迷惑をかけたことを自覚し、不倫相手のご家族と同様にしっかりと謝罪することが必要です。
謝罪する際は、上司への謝罪方法を確認しておくようにしましょう。自分にとって正しい謝罪方法だと思っていても、上司にとっては反感を買う恐れもあります。

上司や同僚だけでなく、もし自分自身の家族にもバレてしまった場合も、やはり誠意を持って謝罪をしましょう。
例えば、ご両親の立場で考えると、自分たちの子供が不倫関係にあり、他所様に迷惑をかけてしまったとなれば、精神的にさぞ辛いことでしょう。それは兄弟であっても同様です。まずは自分の過ちをしっかりと認めて、今後どのような影響が出るのかわからいことも含め、誠意を持って謝罪することが家族にとっても必要な対処なのです。

不倫相手とは一切の連絡を断つ

憂鬱になり気分が落ち込んでしまう

たとえ不倫がバレても、こっそりと裏で連絡を取り合う独身女性がいますが、これは決しておすすめしません。
なぜならば、独身者のあなたと、既婚者の相手では社会的立場に大きな違いがあるからです。

不倫がバレた場合、独身者であるあなたが直接法に裁かれることはありません。
しかし、既婚者は配偶者との「貞操義務」に違反し、夫婦関係を壊した罪を負うことになるのです。
民法により既婚者に落ち度があるとなれば、離婚という大きな制裁を課せられる可能性もあり、そうなれば、その後の人生においても大きな痛手となるでしょう。

そんななか「二人の関係はどうするの?」などとすがるようなことをしてしまうと、ただでさえ大きな痛手を受けている既婚者をさらに追い詰めることになるのです。
「もう関わらないでほしい」などと突き放され、着信拒否や音信不通になり、その結果、あなたは一人取り残されてしまうなんてことにもなりかねません。
人間性とは「悪いことがバレた時」こそ現れやすいものです。そのような可能性も考える必要があります。

不倫がバレるということは、不倫の終焉が近いことと同じです。不倫相手との関係を考えるよりも、自分がしたことを自覚し、どう責任をとればよいのかその方法を考えるべきなのです。不倫がバレたのなら、不倫相手との連絡などは一切絶ちましょう。

今後の人生をしっかり考える

社内不倫がバレてしまったら、場合によっては「退職」という選択を強いられることもあります。
退職は免れたとしても、社内中に不倫していたことが広まれば、社内での人間関係はもちろん、職場だけではなく、あなた自身の家族にも影響が及ぶ可能性も否定できません。

もし慰謝料の請求を命じられてしまったら免れることはできず、必ず完遂できるよう収入を確保する必要があります。
今の仕事を続けることができるのか、転職するとしても転職先はすぐにみつかるのか。
転職先がみつかったとしても、転職先で不倫していたことがバレてしまい、退職を強いられてしまわないか。
例え退職せずに済んだとしても、周囲からは非難され続けながら、被害者へは謝罪を繰り返し、精神的に疲れ切ってしまう可能性もあり、自分自身のケアも必要となります。

生活の環境を一変し、一から再スタートすることができるのであれば、それが最も良い方法とも言えます。
不倫関係が終わっても、その影響は決してすぐには消えません。自分のためにも、今後の人生をしっかり考えるようにしましょう。

まとめ

冷めた関係

不倫とは「人の道から外れる行為」です。不倫中は幸せだと感じるときもあるでしょう。
しかし、それが一旦バレてしまうと、自体は一旦し不幸な方向へ急降下するのです。
不倫相手の家庭を崩壊させるだけでなく、自分自身の生活・人生にも大きな影響を及ぼし、時には狂わせてしまう。
それが「不倫」という関係です。もしバレてしまったらデメリットしかない、全員が傷つくだけであることを胸に刻み、自ら誤った道を選択しないようにしましょう。

どうか、人の道から外れませんように。

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